「抗がん剤」ではなく「幸願剤」―治療の先にある穏やかな日常を願って
2026/09/03
「抗がん剤」ではなく「幸願剤」―治療の先にある穏やかな日常を願って
SNSを見ていたとき、心に残る言葉に出会いました。
「抗がん剤」ではなく、「幸願剤」。
がん治療に使われる抗がん剤は、がん細胞に作用する一方で、正常な細胞にも影響を及ぼすことがあり、さまざまな副作用を伴うことがあります。
吐き気や食欲不振、倦怠感、脱毛、手足のしびれ、関節痛や筋肉痛、むくみなど。
治療方法や薬剤によって症状は異なりますが、治療を受けながら仕事や家事、子育てを続けている方も少なくありません。
「治療だから仕方がない」
「今は耐えるしかない」
そう思いながら、つらい症状を抱えて日常生活を送っている方もいらっしゃいます。
「生きるため」に受けている治療だから
がんと診断され、抗がん剤治療を受けるということ。
その背景には、私たちには簡単には想像できないほどの不安や葛藤があると思います。
治療を受ける方にとっては、まさに「生きるため」の治療です。
つらい副作用に耐えながら、次の治療日を迎える。
体調の良い日に家事を済ませ、仕事へ行き、家族との時間を過ごす。
そして、また治療へ向かう。
そんな姿を、看護師として、そしてリンパ浮腫セラピストとして多く見てきました。
だからこそ、SNSで目にした**「幸願剤」**という言葉が、とても心に残りました。
抗がん剤から「幸願剤」へ
もちろん、呼び方を変えたからといって、抗がん剤治療のつらさがなくなるわけではありません。
副作用が軽くなるわけでもありません。
それでも「幸願剤」という文字を見たとき、私は少しだけ心が温かくなりました。
抗がん剤は、ただ「がんと闘うための薬」ではなく、
この先の人生を生きるための治療。
治療を終えた先にある日常へ戻るための治療。
そう考えると、「幸せを願う薬=幸願剤」という言葉には、治療に向き合う方への大切な願いが込められているように感じます。
serapiAでも、抗がん剤治療中・治療後のお客様がいらっしゃいます。
むくみや身体の重だるさ、関節や筋肉の違和感、治療後も続く身体の変化など、ご相談内容はさまざまです。
私たちが大切にしているのは、「治療中だから我慢する」だけではなく、治療を続けながら、その方らしい日常生活を少しでも保てるよう身体を整えていくことです。
医療リンパドレナージをはじめとしたケアも、がんを治療するためのものではありません。
けれど、治療中・治療後に感じる身体のつらさやむくみについて相談できる場所があることは、長い治療生活を過ごすうえで大切な支えのひとつになると考えています。
治療の先にある「いつもの日常」へ
「幸願剤」
治療のつらさがなくなるわけではないけれど、この言葉に少しだけ心が温かくなりました。
「どうか治療が力になりますように」
「治療を終えた先の、穏やかな日常へつながりますように」
家族と食卓を囲むこと。
仕事へ戻ること。
好きな場所へ出かけること。
友人と笑うこと。
そんな何気ない日常を、もう一度安心して過ごせますように。
そんな願いを込めて、今、がん治療・抗がん剤治療に向き合っている方にも届けたい。
「抗がん剤」から「幸願剤」へ。
渋谷区のメディカルケアサロンserapiAでは、看護師・リンパ浮腫セラピストが、がん治療中・治療後のむくみや身体の変化、リンパ浮腫予防についてご相談をお受けしています。
治療を頑張る身体を、ひとりで我慢し続けるのではなく。
その先の穏やかな日常へ向かうための身体のケアも、大切にしていただけたらと思っています🌿
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serapiA
東京都渋谷区神山町38-8 インナートリッププラザ115
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